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■三田/相野の山里 関西屈指の花園

相野(あいの)あじさい園は、全国の有料品種を集め昭和60年にオープンしました。現在では45種30,000株のあじさいの花で、さながらあじさいの海にいるようです。色々な花が不思議な色の変化で見る人の心を けあって、なんともいえない花園となっています。
ぜひ、各種団体・レクリエーション・ご家族・お友達お揃いでおでかけ下さいませ。

■謎につつまれた紫陽花

アジサイが文献に登場したのは『万葉集』で、2首ほどです。 その歌からはアジサイの容姿はガクアジサイだったのかテマリ花であったのかは定かではありません。 テマリ花がいつ出来たものかはまったく謎のままなのです。

江戸時代になって、七変化と呼ばれ色が変わる梅雨時期の花というイメージがでてきましたが、それは本アジサイのことで、他のアジサイについてはほとんどが解明できていません。 アジサイは、日本固有の植物でありながら、大正時代まで、植物学者でさえ中国から入ってきた渡来植物と考えられていたのですから、無理もないことかもしれません。

日本でアジサイの名所が初めてできたのは、房総半島の麻綿原(マメンバラ)高原と鎌倉の明月院で、両所とも昭和25年6月ごろから共に僧職にある人が植えはじめたそうです。 その後は各地にアジサイの名所ができましたが、お寺に関係がある所が多いのはそのためかもしれません。

日本ではアジサイに華やかなイメージはありません。しかし、雨に打たれる寂し気な風情や、色の変わる謎めいた感じが日本人の感性にとけ込んで、静かにそれでいてしっかりと、私たちのこころに入り込んでいるのかもしれません。

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